【プログラム11】コンセンサスゲーム「夏に欠かせないもの」

デイケアプログラム

コンセンサスゲーム第2弾

前回は「年末年始に外せないもの」をテーマに実施しましたが、今回は夏バージョン。
参加者それぞれが「夏に欠かせないもの」トップ10を作り、さらにグループ内で意見をすり合わせながらトップ10を決めていく。他者との違いを認めつつ、コンセンサス(同意)を目指す。誰もが肯定する正解を見つけるのではなく、それぞれの違いを知って、それを楽しむことが目的。

手順

1.まずはキーワードを挙げてもらう。
古今東西ゲームよろしく順番に回答してもらい、それらをホワイトボードに書いていく。できればたくさん、30個以上欲しい。アイスブレイクになるように気軽にキーワードをあげてもらう。

2.キーワードを参考に参加者それぞれのトップ10を紙に書いてもらう(1.で出てないものでもOK)。

3.グループ(4〜6人)で話し合い、グループでのトップ10をつくる。

4.各グループ発表してもらう。

実施

今回のプログラムでは1回目に「夏に欠かせないもの」、2回目に「今年の夏を楽しむために必要なこと」の2つで実施しました。1回目には、お盆、かき氷、ひまわり、風鈴、セミなどが、2回目には、東京オリンピック、甲子園、そうめん、体調を崩さない、(栄養を取るために)肉を食べるなど、テーマで違いが出ました。

グループでの話し合いを聞いていると、日傘や日焼け止めはランキングに男女差が出ていたり、畑作業をしている人は夏野菜を押したりと、参加者ごとの違いが出ていました。

ただ、グループ内でよく発言する人がいれば消極的な人もいるので、全員の意見がランキングに反映されるように、実施者は気を配る必要はあります。あと、感染対策のアクリル板が話し合いの声を遮ってしまうので、書いて見せ合うようすすめるのも大事ですね。

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